最短で注文住宅を建てる方法

注文住宅を検討し、複数のメーカーと相談を繰り返しているとかなり時間を取られてしまいます。一回の打ち合わせにかかる時間が1時間だったとして、最初の一回目はほぼ担当者による住宅の説明に費やされます。二回目以降にやっと施工主側が自分たちの要望を伝えることができるのですが、この時当該メーカーでは施工できない内容について、はっきりと返事が貰えないことがあります。注文住宅のメーカー側としては、商品が大きく高額なので数を売って利益を出すという営業方式が取れません。

そこで、相談に現れた顧客と確実に契約を結ぶためにも、無理だとかできないという返事をしづらいのです。これは詐称ということではなく、営業担当として致し方ない問題といえます。ですが、このようなやり取りを繰り返すと、噛み合わない話し合いの結果契約を見送ることになってしまい、時間を無駄にすることに繋がってしまいます。そこで、効率よく最短で注文住宅を建設するためにも、まずどんな家を建てたいのか自分たちの希望を明らかにすることが重要です。

なぜなら、メーカーを訪れた段階でプランが全くの白紙という施工主の方も少なくないからです。家造りはかなり専門的な知識を必要とする仕事であり、素人では分からない分野が非常に多くなっています。だからといって、すべてを作ってくれる側に任せようとするのはおすすめできません。自分たちが何十年も暮らす家なのですから、自分で責任を持って計画し、ぴったりな会社を吟味することが大切なのです。