注文住宅で家を建てるとき、我が家もオール電化の家にしたい、このように考える人も多いのではないでしょうか。一般的な注文住宅は電気とガスを併用するスタイルですが、この場合の住宅機器はキッチンのコンロ・休養・暖房・照明・家電品などがあり、冷房はエアコンのみですが暖房はエアコンに加えて床暖房やファンヒーター、石油や電気ストーブなどがあります。キッチンのコンロや浴室のお湯などはガス給湯器と電気給湯器などの種類がありますが、オール電化は全てを電気でまかなう家を指すので光熱費は電気代のみになるなどの特徴を持ちます。一般的な住宅は電気代とガス代の2つが必要ですが、オール電化の注文住宅なら電気代のみで済みますし、夜間の電力が安くなるのでこの時間帯に電気温水器でお湯を沸かしておけば経済的です。

既存の家をガスと併用している住宅からオール電化に切り替えるとなると、ガス設備の撤去などが必要になりますが、注文住宅なら最初から設備を導入できるメリットがあります。キッチンはガスコンロではなくIHクッキングヒーターを使っているタイプを選べば良いですし、電気給湯器のシステムも設置場所をあらかじめ決めることができるので屋外に設置する室外機やタンクなど最適な場所に取り付けることができます。ただ、停電になると電力供給は遮断されるので全ての設備が使えなくなりますが、太陽光発電も含めて導入しておけば日中の停電なら太陽光発電の電力を使えますし蓄電池を導入していると夜間の電力の一部で使うことも可能です。