注文住宅を建てる建築会社の中には、輸入資材でも希望によって採用することを可能にしていたり、施主支給によって施主が購入をした輸入資材を採用可能とする建築会社もあります。施主にとっては魅力的な住宅資材になり、他では見ることができない優越感を感じることもできます。ところが注文住宅は建売住宅とは異なり、施主の意向を反映させられることにより、後に不具合を起こしてしまう可能性は否定できません。輸入資材を使うのであれば注意すべき事項はいくつかあり、窓ガラスなども該当しています。
国内では窓ガラスは網戸とセットで設置することが多いのですが、デザインが魅力に感じたことで輸入品のサッシを導入してしまうと、網戸を設置することができなくなる問題が起きてしまう可能性は高まります。オーダーメイドで網戸を作ることができたとしても、劣化による網戸の破れが起きた場合、DIYは勿論のこと近隣の施工会社でも網戸のサイズが多き過ぎて対応できない可能性もあるので注意すべき問題です。バスルームやキッチンに関しては、輸入機材でも加工によって国内で利用できる配管に交換をしたり、蛇口交換も行えますが、トイレの場合は輸入機材の場合は水漏れを起こした際にパーツを入手できない問題や、ウォシュレットを取り付け出来ないことが多いので、注文住宅で自由に住宅資材や設備機器を選べたとしても、後の問題を想定することは欠かせません。実際には西欧風のデザインで住宅設備を製造販売しているメーカーがあるので、このような会社を利用すると問題にはなりませんが、何も知らずにネットから輸入品を購入することは建築会社との事前確認が必要です。