注文住宅で選ばれる屋根材の中には高耐久な素材が魅力

注文住宅を建てる方は内装も外装も指定したデザインやカラー、多彩な素材から選ぶことができることが特徴です。外観を重要視する方も多く、屋根材を事例にした場合、スレートや金属製かで迷ってしまう方も少なくはありません。どちらも人気の屋根材になりますが、将来的な耐久性を考えて、メンテナンス費用を引き下げたいのであれば、金属製屋根の方が向いている傾向にあります。金属製の屋根でも推奨できる素材はガルバリウム鋼板になり、腐食を起こしてしまうことがないことや、屋根塗装を怠ったとしてもかなりの耐久性を実現できることをあげられます。

ガルバリウム鋼板の場合は雨降りの日にはスレート屋根よりも雨音が気になる素材になるものの、この問題は注文住宅であれば最初から屋根材の下側に防音シートを挟み込むことで音の問題も見事にクリアできます。注文住宅を建ててから8年や10年が経過してしまうと、耐久性の高いガルバリウム鋼板でも屋根塗装は必須になります。この作業では素材に関しては何ら問題が無いとしても重ね合う部分に隙間が生じてしまう可能性があるので、塗料によって隙間を埋めることにより、雨漏りの被害を受けずに済ませられます。ガルバリウム鋼板の屋根材でも異なるデザインのものがあるので、将来的にリフォームを検討するような場合では、元々が軽量素材になることから重ね張り工法で済ませられるメリットもあり、廃棄物を出さないことや低料金で施工できるメリットも得られます。